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12月, 2023の投稿を表示しています

InkscapeでTeXを用いた数式入力

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【2024/05/15 Update】 esmslide LTj v1n に合わせて修正 オープンソースのベクターグラフィクスソフト Inkscape にはその機能を拡張する 様々なExtensionモジュールが提供されています (多くはサードパーティから).その中に,Inkscape内でTeXを用いて数式入力をする TexText という Extensionがあります. esmslide LTj と同様の環境設定(サンセリフ体のTeX Gyre Herosで数式)をInkscape上のTexTextに構築するプリアンブルを作成しました.TexTextのTeXコマンドはlualatexです. こちらからダウンロード して下さい.普通に日本語の文章も入れられますので,TeX2imgのように使うことができます(LinuxでTeX2imgライクなことができます). 上記画像は実際にTexTextを使っている状況です.

日本産業技術教育学会九州支部{支部大会講演要旨,支部論文集投稿原稿}用TeXパッケージ(LuaLaTeX用)

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Initial release: 26 Dec. 2023 Revised: 15 May 2024 ( LTj v1c:欧文フォントの設定方法をfontspecに変更) 日本産業技術教育学会九州支部の 支部大会講演要旨集原稿 支部論文集投稿原稿 をLuaLaTeXで作成するためのパッケージを作成しました.ライセンスは 2条項BSD です. 上記画像はプレビューです(左:論文集,右:支部大会講演要旨).ダウンロードは こちら から.

Made with TeX Live Logo

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 TeXで作成した文書(プレゼンテーションスライド等を含む)に“Made with TeX Live”ロゴを付けてみませんか? ダウンロードは こちら .ライセンスはGPL v2以降です.

Inkscape用電子回路シンボル(付録:PowerPoint/Googleスライド/Keynote/Impress用サブセット版)

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2024-05-02 update :v6.4をリリース(ライセンスの変更及びGoogleスライド版の提供) オープンソースのベクターグラフィクスソフトウェア Inkscape で印刷品質の電子回路作図をするためのシンボル集を公開しています.アクティビティ図用のパーツも一部収録しています. readmeファイル をご覧の上, こちらから必要なものをダウンロード してください. 各シンボルの線幅は1.0 pt(1 pt = 1/72 inch)です.作図の際は,線幅を1.0 ptにしてください.各回路図記号は見えない(線幅0の)長方形で囲っています.これはInkscapeの座標表示が図形制御点の座標ではなく線幅を含むエッジの座標となっていて,位置を調整するのが面倒なためです. Inkscapeでは図形の移動量やグリッド間隔をpt/mm/inchに設定しましょう(Inkscapeのデフォルトはpxです).A4横置きでこれらの設定を済ませてグリッド表示をするテンプレートファイル(A4L_blank_xx.svg)も同梱していますので,ご利用ください. PowerPoint/Googleスライド/Keynote/LibreOffice Impress用のサブセット版も同梱しています.GIGAスクール構想で導入された学習者用端末でも利用できます.ChromebookでPowerPoint版を使用する場合は,まずGoogleスライドを起動してからPowerPoint版のファイルを開いてください.Googleスライドのファイルを直接使用する場合,当該ファイルへの共有リンクは こちら になります(編集はできませんので,各自の端末にコピーを保存させてから作業をさせてください). ライセンスは CC BY-NC-SA 4.0 International または文化庁 自由利用マーク「学校教育OK」 です.授業の過程で使用する場合,論文原稿やプレゼンテーション,報告書,レポート等利用形態によりライセンスの表示が適当でない場合については,それらのドキュメントでのライセンス表示は不要とします.

プレゼンテーションスライド作成用TeXパッケージ(LuaLaTeX用)

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Initial release: 25 Dec. 2023 Revised: 15 May 2024 LTj v1n:fontspec 2.9e 2024-05-11に対応したluatexja 20240514.0を手動で適用して動作確認(tlmgrで下りてくるのはもう少しお待ち下さい) TeXでプレゼンテーションといえばBeamerやjsclassesのslideオプションが有名ですが,自前で公開していたパッケージ“esmslide”をupLaTeXからLuaLaTeXに移行して作り直しました. サンプルのPDF(readme)は こちら ,一式のzipファイル(esmslideLTj_v1n.zip)は こちら です. 一式のアーカイブ中,esmslideLTj.texが実際のスライド作成用のテンプレートファイルになります.TeXworksのような統合環境をお使いでしたら,そのテンプレートフォルダに入れておくと良いでしょう. LTj v1n(2024-05-15)での変更点 フォント関連 TeX Gyreをfontspecによる設定に変更 数式をサンセリフ書体にするパッケージをsfmathからmathastextに変更 数式関連 一般的な等号・不等号等の記号をTeX Gyre Scholaのグリフで出力 \ge, \gt, \lt, \ge, \le, \ne の各コマンドを使用 \gt はpLaTeX 2.09時代のコマンド(現在では非推奨)なので,本パッケージでは不等号のコマンドとして再定義 コマンド名はFORTRAN77から 新規コマンド \ahyperref{ラベル}{ 文字列 } :文字列が 少し暗い青でアンダーライン付き の文書内ハイパーリンク ヘッダ関連 右ヘッダの総ページ数:本編のみに限定 付録ページの右ヘッダ:総ページ数は付さない

電気学会研究会用TeXパッケージ(非公式版:LuaLaTeX用)

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Initial release: 25 Dec. 2023( LTj v1) Revised: 15 May 2024: LTj v1e (fontspec 2.9e 2024-05-11に対応したluatexja 20240514.0を手動で適用して動作確認:tlmgrで下りてくるのはもう少しお待ち下さい) 電気学会の研究会論文原稿及び{全国・部門}大会原稿をTeXで書くためのパッケージを 2条項BSDライセンセス で公開しました. (u)pLaTeXではなく, LuaLaTeXでタイプセット します.上記画像はreadme 1ページ目のプレビューです. C部門大会はそのまま,他の大会は用紙余白のパラメータを変更すれば対応できるはずです. ダウンロードは こちら . 「TeXで電気学会研究会・大会の原稿を書きたい!」という方の一助になれば幸いです. LTj v1eでの変更点: 欧文フォントの設定を従来型からfontspecによる設定に変更(数式フォントのnewtxmathは従来型のまま) パッケージの読込順序を本パッケージが最初となるよう変更