手書き風フォントで数式(その2)

【2024-05-14 Update】パッケージ名がLeteSansMathに変更になりました

手書き風フォントで数式を書くことについて以前紹介した.当該記事では,YOzkraBN_MとFira Mathを組み合わせた例をあげてみた.

TeX Live 2024が公開されてすぐ,新しくCTANにLato Mathというパッケージが登録された(5月13日にLeteSansMathという新パッケージ名であらためて登録された).Fira Mathとはもちろん異なる字形だが,こちらも手書き風フォント(YOzkraBN_M)と組み合わせてそれらしい数式を書くことができる.何といっても,unicode-math上で使えるシンボルの数がFira Mathの倍以上(Fira Math: 1068 vs LeteSansMath: 2329)ある.そこまで使うことはないと思うけど(^^;

試しに前回記事のソースを流用して見比べてみた:

積分記号はLeteSansMathの方が個人的には好きかも.